2022.7.7(木)–7.26(火)
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江戸時代から和晒産業が盛んであった大阪・堺市。竹野染工はこの町で昭和36年の創業以来、ロール捺染という技術を用いて手ぬぐいや浴衣、布おむつを生産してきました。暮らしのかたちが昔と大きく変わりつつある今、和晒の表も裏も知り尽くした当工場から新しい価値を備えたテキスタイルを生み出し、ロール捺染の技術を次世代へと継承していきたいと思います。そこから生まれていくものは、手ぬぐいか、服か、はたまたまったく新しいプロダクトか。新しい風とともに暮らしに舞い込む一枚一枚にご期待ください。

 


 

○ Oo(ワオ)

手ぬぐいや布おむつなどに使われる大阪堺市の伝統産業「和晒」を輪っか状に縫い上げたネックアンダーウェア(首の肌着)です。和晒は吸水性が高く、肌触りがふんわりと心地よい生地が特徴的。夏は汗ばむ仕事場や炎天下で、冬は襟元の汚れが気になるコートの内側に、そしてもちろん、手ぬぐいとして使っていただくことも。さまざまなシーンに寄り添っていく新しい肌着です。

≫ Oo Official Site
http://takenosenko.jp/oo/

○ hirali(ヒラリ)

hiraliは、ロール捺染による両面染色技術をもとに、「重ねの色目」という日本古来の色彩文化に着想を得たブランドです。日本の季語をモチーフとした色で表と裏をそれぞれ異なる色で染色し、これまでの手ぬぐいにはない色合いを楽しめます。手ぬぐいは使うほどにどんどんやわらかくなり、ふわふわとしたやさしい風合いになっていきます。湿度が高く蒸し暑い毎日、肌触りの良い手ぬぐいを日常にぜひ取り入れてみてください。

≫ hirali Official Site
https://takenosenko.jp/hirali/