2021.1.29(金)- 2.16(火)
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7年前から倉敷を拠点に活動する、糸車屋のKakara Woolworks。手紡ぎや手織りの道具素材の販売の他にも、アートヤーンという斬新な手紡ぎの技法で紡いだ糸や作品、手織りのタペストリーやおすすめの小物類を販売します。2020年7月に誠文堂新光社より出版したテクニック本「糸紡ぎのテクニックとデザイン」もご紹介します。
また、岡山県を代表するホームスパン作家である岡文女さんと新藤佳子さんのマフラーや小物類も同時販売。
手の温もりを感じることができる羊毛の手紡ぎ。寒い冬を暖かく過ごすために、マフラー、ストールなどお気に入りを見つけにいらしてください。

 


≫ Kakara Woolworks 青島 由佳

糸紡ぎの楽しさをもっとたくさんの人に広めたい、知ってほしいという思いから 2007年にスタート。手紡ぎ手織りの材料、道具を販売しながら、自身でも紡いだ糸や羊毛から作品を作っています。自分の手から紡ぎだすことの喜び、その糸の温もりや美しさ、人間の手からしか紡ぎだせない糸があります。手紡ぎのあるスローで心豊かな暮らしは、とても平和的で持続可能な社会を体現しています。カカラとは、アイヌ語で「紡ぐ」、マオリ語で「いい匂い」を意味します。

 

≫ 岡 文女 Ayame Oka

1970年初め頃から独学でホームスパンを始め、50年近く制作を続けられています。羊の原毛を洗い、染め、紡ぎ、織るという、ひとつひとつの工程を全て手作業で仕上げています。染めはコチニール、自宅周辺で採取した草木から作る自然染料で染め上げており、その原毛を調合し、色合わせを決めています。やわらかくて、軽く、あたたかい。自然の風合いを生かした多彩な色使いが魅力で、ひとつとして同じものはない、マフラーやストール約100点が並びます。

 

≫ 新藤 佳子 Yoshiko Shindo

ホームスパンは羊毛を手紡ぎ手織りした布のこと。刈り取ったばかりの羊毛を手洗いするところから始まり、糸に紡いで、機にかけて織っています。羊には白以外にも、さまざまな色の羊がいます。色だけでなく柔らかいもの硬いもの、光沢のあるもの、弾力のあるもの、短いもの長いもの……。実にさまざま。 その個性を生かしながら、マフラーやブランケットにしたり、コースターやポットマットをつくったりしています。